【IT転職】AIプロンプトの作り方|初心者でも使える基本の型

AIプロンプト作成のBefore/After比較画像。左側は暗い紫色の背景で、困惑した日本人ビジネスウーマンがPCの前で「AIの回答がイマイチ…」「使えない…」と悩んでいる様子。中央の緑色の矢印を経て、右側は明るい青と紫の背景で、同じ女性が魔法の杖のようなペンを使い、高品質なデータが表示された画面を見て「魔法のプロンプトで完璧!」「すごい!」と感動している様子。 AI×仕事効率化

この記事は、未経験からIT業界へ転職したい20〜30代の方向けに、AIプロンプトの作り方を解説します。

「AIに何て言えばいいか分からない」
「思った答えが返ってこない」

そんな悩みを、この記事で解決しましょう。


今日のポイント

  • AIを使いこなす鍵は、お願いの仕方である「プロンプト」が9割!
  • AIは「優秀で素直な新人アシスタント」。具体的な指示で劇的に賢くなる。
  • 基本は「役割」「目的」「条件」の3つを伝えるだけでOK!

はじめに:AIがうまく使えない…それ、あなたのせいじゃありません!

「AIって便利そうだけど、いざ質問してみると思ったような答えが返ってこない…」
「もっと気の利いたアイデアをくれると思ったのに、なんだか的外れ…」

そんな経験、ありませんか?

その気持ち、痛いほどよく分かります。
私もAIを使い始めた頃は、「すごいって聞くけど、結局何ができるんだろう?」「なんかちょっと違うんだよな。。」って、正直モヤモヤしていました。

でも、安心してください。

原因のほとんどは、“AIへの伝え方”にあります。

実は、たった一つのコツを掴んだだけで、AIは私にとって最高の“相棒”に変わりました。

そのコツこそが、今回お話しする「プロンプト」なんです。

この記事を読み終える頃には、AIへの「お願いの仕方」が分かり、「AIってこんなに使えるんだ!」と、きっとワクワクしているはずですよ。

一緒に“魔法の呪文”をマスターしていきましょう!

そもそもプロンプトって何? – AIはあなたの「優秀な新人アシスタント」です

「プロンプト」って聞くと、なんだか専門用語みたいで難しそうに感じますよね。

でも、全くそんなことはありません。
プロンプトとは、一言でいえば「AIへのお願いの仕方(指示文)」のこと。

いわば、AIに渡す“言葉のレシピ”のようなものです。

ここで一つ、AIと上手に付き合うための、とても大切な考え方(Mindset)をお伝えしますね。

AI活用のマインドセット

それは、AIを「何でも全自動でやってくれる魔法の箱」ではなく、「めちゃくちゃ素直で優秀な、新人アシスタント」だと思うことです。

新人アシスタントって、知識も豊富で、言われたことは素直に何でもやってくれますよね。
でも、指示が曖昧だと「えっと…具体的にどうしましょうか?」って困ってしまいます。

「いい感じに資料作っといて」とお願いするよりも、
「〇〇業界の動向について、来週の会議で使うから、A4一枚に要点をまとめておいて」とお願いする方が、断然、期待通りのものが出来上がりますよね。

AIもこれと全く同じなんです。
こちらが具体的な指示(プロンプト)を出すことで、AIはその性能を120%発揮してくれる、あなたのキャリアを支える最強の“相棒”になるんですよ。

AIを覚醒させる!魔法のプロンプト基本の3つの型

青く光る回路基板を背景にしたタブレット画面で「良いプロンプトの構造」を解説するインフォグラフィック図。「役割設定」「明確な目的」「条件設定」「出力形式」の4要素がチェックされており、それによって「高品質な回答例」が得られる様子を、青いAIロボットが「この構造がポイント!」と指し示している。

「じゃあ、具体的にどうやって指示を出せばいいの?」と思いますよね。

大丈夫。どんなお願い事にも使える、魔法のプロンプトの基本の「型」があります。

私が皆さんにお伝えするのは、本当にシンプルな3つの要素です。

型1:【役割】を与える(あなたは〇〇のプロです)

まず、AIに特定の専門家になりきってもらいましょう。
これだけで、回答の質と専門性が驚くほど変わります。

  • 例:「あなたは、数々の社会人のキャリアアップを導いてきた、伝説のキャリアアドバイザーです。」
  • 例:「あなたは、経済新聞の記者も頼りにする、業界分析の専門家です。」

型2:【目的】を伝える(〇〇をしてほしい)

次に、AIに何をしてほしいのか、結論をはっきりと伝えます。

  • 例:「私の経験をもとに、自己PRの文章を考えてほしい。」
  • 例:「IT業界の今後の動向について、分かりやすく解説してほしい。」

型3:【条件】を設定する(〇〇な感じで、〇〇の形で)

最後に、アウトプットの形式や文字数、文体などを具体的に指定します。ここが具体的であるほど、修正の手間が減って楽になりますよ。

  • 例:「文字数は300字程度でお願いします。」
  • 例:「箇条書きで3つ挙げてください。」
  • 例:「就活を始めたばかりの学生にも理解できるような、やさしい言葉で説明してください。」

たったこれだけです。
この「役割」「目的」「条件」の3つを組み合わせるだけで、AIからの回答は本当に見違えるようになります。

コピペOK!今日から使える魔法のプロンプト【転職シーン別】

理屈は分かったけど、いざ作るとなると難しそう…と感じるかもしれませんね。
そこで、転職活動ですぐに使える「魔法の言葉(プロンプト)」のテンプレートを用意しました。

これは私が実際にキャリア相談で使っているものです。

ぜひ、コピペして、[青字]の中身をあなた自身の言葉に変えて使ってみてください。

シーン1:自分の強みが分からず、自己分析に悩んだら…


#役割
あなたは、人の隠れた才能を見つけ出すのが得意な、プロの自己分析カウンセラーです。

#目的
以下の私の経験談から、アピールできそうな「強み」を3つ見つけ出し、それぞれにキャッチーな見出しをつけて解説してください。

#私の経験談
[ここには、前職での業務経験や成果を具体的に書いてみましょう。例えば、「営業事務として、Excelで顧客データを整理し、営業チームが使いやすいように工夫した。その結果、営業担当から『資料が見やすくなった』と好評だった。」など]

#条件
・専門用語は使わず、ポジティブで自信が湧いてくるような言葉で表現してください。
・私自身が気づいていないような、新しい視点から分析してくれると嬉しいです。

シーン2:魅力的な自己PRが書けなくて、手が止まったら…


#役割
あなたは、数々の職務経歴書を改善し、転職成功させてきた、凄腕のコピーライターです。

#目的
私の強みとエピソードをもとに、採用担当者の心に響く「自己PR」の草案を作成してください。

#私の情報
・一番の強み:[あなたの強みを書いてみましょう。例:データ分析と資料作成力]
・具体的なエピソード:[強みを発揮した具体的なエピソードを書きましょう。例:前職で売上データを分析し、営業戦略の改善提案を行った]
・応募する企業・職種:[株式会社〇〇、IT営業職]

#条件
・文字数は300字程度でお願いします。
・[主体性][協調性]が伝わるような、情熱的で前向きな文章にしてください。
・ありきたりな表現は避け、私らしさが伝わるようなオリジナルの表現を重視してください。

どうですか?
これなら、自分にもできそうな気がしてきませんか?

うまくいかない時は「対話」を意識してみて

もちろん、最初から100点満点の答えが返ってくるとは限りません。
もし「ちょっと違うな…」と感じたら、そこからAIとの対話を始めてみてください。

  • 「ありがとう!すごく良いですね。もう少し、優しい印象になるように修正してもらえますか?」
  • 「3つ目の強みについて、もっと具体的なエピソードを加えて深掘りしたいです。」

こんな風に、人と会話するように追加でお願いしていくと、AIはどんどんあなたの意図を学習し、回答を磨き上げてくれます。
一度で完璧を目指さず、AIを一緒に働くパートナーとして「育てていく」ような感覚を持つのが、実は一番の上達の近道だったりします。

まとめ:まずは一言、AIに話しかけてみませんか?

Iプロンプトの良し悪しによる結果の違いを示したビフォーアフター比較画像。左側の赤色背景の「悪いプロンプト」では、曖昧な指示(「なんかいい感じの案出して」)に対しAIが困惑し、スーツ姿の男性が頭を抱えている。右側の青色背景の「良いプロンプト」では、役割・目的・条件を構造化した明確な指示により、AIから具体的な回答が得られ、同じ男性がガッツポーズで喜んでいる様子を対比させている。

今回は、AIを使いこなすための“魔法の呪文”、「プロンプト」についてお話ししました。

AIを使いこなしている人って、何か特別なスキルを持っているわけじゃないんです。
ただ、「AIにどう伝えれば、気持ちよく動いてくれるか」を知っているだけ。

プロンプトは、あなたとAIとの“信頼関係”を作るための、とても大切な言葉なんです。

難しく考えすぎる必要はありません。
まずは今日、AIに何か一言、話しかけてみませんか?

「今日のランチ、何がいいかな?」
「疲れたから、何か面白い話して」

本当に、そんなことでいいんです。

その小さな一歩が、AIとの距離をぐっと縮め、あなたのキャリアや日常を豊かにする大きなきっかけになるはずです。

あなたの挑戦を、私は心から応援しています。

一緒に、AIを最強の味方につけていきましょうね!


次のステップ:AIで職務経歴書を作成しよう

プロンプトの作り方が分かったら、次は職務経歴書をAIで作成しましょう。

「ただの事務経験」を「IT企業が欲しがる実績」に変換できます。

【関連記事】職務経歴書をAIで翻訳する方法


AIで志望動機も完璧にしよう

AIを使いこなせば、志望動機も論理的に作れます。

【関連記事】AIで志望動機を作る完全ガイド


すべての準備が整ったら、転職エージェントに登録しよう

AI武装が完了したら、あとは行動するだけです。

【関連記事】未経験IT転職に使うべきエージェント

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